人間が人生で一番、闘志を燃やすのは、 自分の既得権益を奪う相手に対して
先日、橋下徹さんの講演を聞いてきました。
橋下徹さんのスピーチの 見習いたいところ
1,伝えたい事が、終始一貫している
2,体験談に基づいているので、説得力がある
3,具体的な数値や事例が多く、わかりやすい
一番印象に残った話
民間ならとっくの昔になくなっている仕事
戸籍管理について
「なぜ夫婦別姓が進まないのか?」
「なぜ部落差別がなくならないのか?」
「戸籍があるからですよ」
「マイナンバー制度が普及すれば、戸籍はいらないのに、なぜ戸籍は無くならないのか?」
例えば、ざっくりと推定数字ですが、
「法務省をはじめ、戸籍関連の仕事してる公務員が3万人いて、
平均年収が700万円として計算すると、
700万円 ✕ 3万人=いくらですか?
7000000✕30000=210000000000円
つまり、
210000000000円分の税金が、毎年使われている。
さらに公務員の年金は手厚いので、
民間ならとっくの昔になくなっている、必要ない仕事で、
40年間公務員し続けて、既得権益の高収入で年金をもらっている人・本人や家族の年金額も考慮すると、
失われている税金が一体いくらになるのか?」
既得権益者が、維新に猛反対するのが、よくわかる。
戸籍は法務省が管轄している。縦割り行政だから」
一方で、法務省が、無戸籍について、あれだけパンフレットを配ったりお金をかけている」
「差別や同和問題への教育にも、文科省が、何億円とつぎ込んでいる」
「でも、出身地差別をなくすためには、戸籍の出生地記入をなくせばいいだけの話」
「浴槽の栓が開いてるのに、お湯をどんどん注ぎ足しても、永久に風呂が沸かない」
「民間ならとっくの昔になくなっている戸籍管理の仕事が、なぜ無くならないのか?」
「公務員が何万人も携わっているから、なくせない」
など、数値による根拠提示が、具体的で印象的でした。
45分の講演で、スライドは1枚だけでしたが、
橋下さんのコアメッセージが伝わってきました。
橋下さんの一番言いたかったことは
「とにかくまずは選挙に行こう」でした。
「最低限、選挙に行って投票しましょうよ。
誰も投票したい人がいないなら未記入の白票で出してください。
それが必ず意思表示になるので。
投票したい政治家がいないから選挙に行かない?
それじゃあ、国民が政治家にナメられても仕方がない」
「戸籍は大事」という価値観も、
行政が国民に洗脳して、植えつけているだけ、とのこと。
話し言葉や書き言葉で、相手を説得する時も、
日々のプレゼン・洗脳が影響するんだな~と。
言いたい事の終始一貫、大事だな~と、実感しました。
とはいえ、一般人が、橋下徹さんみたいにスピーチしてたら、嫌われるんだろうなあ~。
(友人の公務員は、橋下徹、大嫌いです(^^))
人間が人生で一番、闘志を燃やすのは、
自分の既得権益を奪う相手に対してだと実感。